ビタミンB群の水溶性ビタミンである葉酸は、体内にはあまり貯蔵されません。
しかし、DNAの合成や細胞分化に作用する葉酸は、
赤ちゃんのために少なくとも妊娠1ヶ月以前から妊娠3ヶ月くらいまでは、
1日400μg(0.4r)〜1000μg(1r)を必要といわれています。
胎児神経管障害発症リスクを低減するといわれる葉酸ですから、
これから赤ちゃんを迎えようとする女性やプレママはしっかり摂りたい栄養素です。
胎児神経管障害というのは、葉酸が欠乏すると発症するといわれる病気で、
下半身まひなどにつながる二分脊椎や無脳症、
発育不全、口蓋裂の危険が高くなるといわれている病気です。
葉酸は、細胞分裂のさかんな組織ほど多く含まれ、
DNAの合成や細胞の分裂、増殖、成熟に大きく関与しているので、
細胞分裂の盛んな胎児や幼児期はとても大切な栄養素ということです。
リスクを低減させてくれるとなると、積極的に摂りたい栄養素ですが、
水溶性ビタミンのため、水に溶けやすく熱にも弱い物質のため、
食物から十分に葉酸を摂取するのはなかなか難しいようです。
厚生労働省も2000年にはサプリメントを使ってでも葉酸を摂取するように
呼びかけていますので、食品+サプリメントで補いましょう。
特に妊娠中や、お酒をよく飲む人は不足しやすいことが知られています。
ビタミンB12やビタミンCとともにとると、体内でより効率よく利用されます。
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